「なんか衣がベチャッとする…」「カリッと揚がらない・・・」
そんな天ぷらの悩み、ありませんか?
天ぷら衣の定番といえば卵入りですが、実はこの卵、旨みは出るけど少しのミスで衣がベチャつく原因にもなるんです。
しかも、混ぜすぎるとグルテンが出て重たくなるし、ふるいにかけたり、衣を冷蔵庫で寝かせたりなんて、ご家庭じゃ正直めんどくさい。
なので今回は、卵なし・寝かせ不要・失敗しにくい!
そんな“家庭でカリッと揚げられる”配合に仕上げました。
材料(2〜3人分)
- 薄力粉:大さじ5
- 片栗粉:大さじ1
- ベーキングパウダー:小さじ1
- 水(微調整):300ml
- 味の素:小さじ1
- 塩:少々
作り方
- ベーキングパウダー以外の材料をボウルに入れ、菜箸でゆっくり混ぜる。
時間があればここで冷蔵庫に入れて1時間ほど冷やすと、衣がキュッと引き締まり、油はねもしにくくなる。(面倒ならそのままでもOK) - 揚げる直前にベーキングパウダーを加えて軽く混ぜる。
※混ぜすぎ注意。グルテンが出て重くなります。逆によく混ぜたらふんわり衣に。お好み。 - 具材に衣をからめて、170〜180℃の油で揚げる。
とにかく最初は触らないのが衣のある揚げ物のコツ、周りが固まってからひっくり返そう。
Q:この衣、何がいいの?
- 薄力粉×片栗粉で、サクッとした軽さとほどよい厚み。
- ベーキングパウダーで衣がほんのりふくらみ、ザクザクの食感に。
- しっかり混ぜればふわっと厚め、軽く混ぜればカリッと薄め。
混ぜ方ひとつで衣の厚さが調整できる。 - 卵なしなので少ない量で衣が作れる。(卵が多すぎると大体べちゃる)
- 「卵を入れると色がよくなる」と言うけど、白っぽい衣の方が具材の彩りが映えて綺麗(個人的見解)
- 卵を使わない分、味の素でうま味を補強。天つゆなしでもおいしい。
- 炭酸水よりもベーキングパウダーの方がコンパクトで保存しやすい。
- おまけ:砂糖を1~2つまみ入れると色がつきやすくなります。(でも焦げやすくもなる)
Q:炭酸水を使うとかも聞くけど、炭酸水でもいい?
もちろん、水の代わりに炭酸水を使ってもOK。より軽い仕上がりになります。
でも、炭酸水はすぐ気が抜けるし余りがち。
家庭でやるなら、保存性・コスパの面でベーキングパウダーの方が優秀です。
まとめ:衣が変われば天ぷらが変わる!
天ぷらって、具材も大事だけど、実は衣の出来で印象がガラッと変わる。
今回は、あえて卵を使わず、冷やし時間も最小限にして、忙しい日でも気軽にザクッと揚がる衣に仕上げました。
「今日はちょっと本気で揚げたいな」ってときに、ぜひ使ってみてください。
冷めてもそこそこ美味しいので、お弁当にもおすすめです!
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