中華の定番「麻婆豆腐」。
でも家で作ると「水っぽい」「味が薄い」「コクが足りない」なんてこともありますよね。
中学生の頃に中華料理漫画の”鉄鍋のジャン”を読んで、ラー油を自作していた麻婆豆腐にうるさい僕が、ご家庭でもなるべく簡単に、家にある材料で、そこそこ本格的に作れるレシピを考えてみました。
一見難しそうな麻婆豆腐ですが、豆腐の下ゆでと調味料の炒め方をちょっと工夫するだけで、ツルッとした食感と奥深い旨辛さに仕上がります。
ご飯にもお酒にも相性抜群。家庭で作れる本格派の麻婆豆腐を紹介します。

※顔が怖い極悪料理人が主人公の本格中華料理漫画。すごい昔の作品で筆者のバイブル。
材料(2~3人分)
- 木綿豆腐:1丁(絹ごしでもOK、お好みで)
- 豚ひき肉:150〜200g(豚こまを刻んでもOK)
- 長ネギ:1/3本(玉ねぎでも代用可)
- ニンニク:適量
☆調味料
- 鷹の爪:お好み
- 砂糖:大さじ1
- 豆板醤:大さじ1
- オイスターソース:大さじ1
- 酒:大さじ1
- しょうゆ:大さじ1/2
- 七味唐辛子:小さじ1(お好みで)
その他
- 水:200ml(顆粒スープを足すと旨みアップ。ケチャップでお子様向けにアレンジも可)
- 水溶き片栗粉:大さじ2
- 食べるラー油:お好みで
- 黒コショウ、花椒、ピパーチ、五香粉など:お好みで
- ニラやキノコ類(エリンギなど):旨み&食感アップにおすすめ
作り方
① 下ごしらえ
長ネギとニンニクはみじん切りに。☆の調味料は器で混ぜ合わせておく。
② 豆腐を下ゆで
豆腐は1〜2cm角に切り、塩少々を加えたお湯で下ゆで。
再沸騰したら火を止め、そのまま置いて水分を抜く。
→ ツルッとした食感&味しみアップ。
③ ひき肉を焼く
フライパンに油を薄くひき、ひき肉を広げて中火で両面をしっかり焼く。
香ばしい焼き目がついたらヘラでほぐす。
④ 調味料を炒める
肉を端に寄せ、空いたスペースで長ネギ・ニンニク・☆調味料を炒める。
水分を飛ばすイメージで、多少焦げてもOK。
(キノコ類を入れるならここで一緒に。ニラや葉ニンニクは最後に)
⑤ 煮込む
水を加えて底の焦げをこそぎとり、ひと煮立ちさせる。
下ゆでした豆腐を加え、再度ひと煮立ち。
⑥ とろみをつける
火を止めて水溶き片栗粉を回し入れ、そっと混ぜる。
再び中火で2〜3分煮込み、片栗粉にしっかり火を通す。
⑦ 仕上げ
器に盛り付け、黒コショウや花椒、ラー油をかけて完成!
美味しく作るコツ
- 豆腐は下ゆでで水っぽさ防止&食感アップ
- ひき肉は炒めず「焼く」ことで香ばしさ倍増
- 調味料はしっかり炒めて香りを引き出す
この3つで家庭の麻婆豆腐がグッと本格派に。

アレンジアイデア
- 玉ねぎを加えて甘みをプラス
- 好みのスパイスでよりエキゾチックに
- エリンギやしめじを入れて食感アップ
- ニラを最後に入れて彩り&香りアップ
まとめ
辛さと旨みが絶妙に絡み合う麻婆豆腐。
豆腐の下ごしらえと調味料の炒め方をちょっと工夫するだけで、家庭でも本格的な味わいに仕上がります。
今日の晩ごはんに、ぜひ試してみてください。
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