無敵のゆで豚と万能わさびダレ|塩と砂糖の魔法

豚わさ 下ごしらえ・仕込み

料理をする人間としては手間をかけたくもなりますが、たまには素材をそのままストレートに味わうということもやっていかないと日本人に生まれてきた意味がないと思う僕です(偏見)

ということで今日は、ほったらかしで作れる「ゆで豚」を紹介します。
特別なタレがなくても、塩をつけて食べるだけで世界一うまい。
そう断言していい、シンプルベストな一品です。

材料(2~3人分)

  • 塊の豚三枚肉:500g
  • 水:適量
  • お酒:100mlくらい(多い方がおいしい説あります)
  • 砂糖・塩:各大さじ1
  • 出汁昆布、味の素、ネギの青い部分、ニンニク、しょうが(全部ではなくあるやつを入れましょう)

作り方

  1. 下味をつけて寝かす
     豚バラ肉に砂糖と塩をすり込み、ラップをして冷蔵庫で1時間以上(できれば一晩)寝かせます。
     このひと手間で、肉の旨みがぐっと引き出されパサつきもなくなりまるで高級なお肉に。
  2. 煮る
     大きめの鍋に肉を入れ、ひたひたの水、お酒、昆布、味の素、ネギ、ニンニク、しょうがをお好みで加えて(ないならないでいい、あるとよりよい)強火に。
     沸騰したらアクをすくい、弱火にしてコトコト40分ほど。
     水が減ったら足してOK。
  3. 冷ます(ここがキモ)
     火を止めたら鍋にフタをし、そのまま常温でゆっくり冷まします。
     粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしてもOK。
     ※とにかく“ゆで汁から出さない”のがポイント。
  4. 切って味わう
     冷めたら5mm厚に切って、まずは“塩だけ”でつまみ食いしましょう
     これが、豚肉の世界一うまい食べ方です。
     手でつまんでどうぞ。お行儀なんて気にしない。
  5. アレンジ
     ・わさびダレ(下記レシピ)
     ・しょうが醤油
     ・味噌ダレ
     ・からし酢味噌
     どれも最高に合います。残った肉は炒め物や煮物にも使えます。
  6. スープも飲める
     煮汁も黄金スープです。しょうゆを少し垂らせばそのまま飲める一杯に。薄めな優しい味なのでお好みで微調整。

わさびダレ|刺身やサラダにも合う万能調味料

ゆで豚の相棒として、シンプルで万能な「わさびダレ」を。
これ、ドレッシングや刺身にも合うのに、サッと混ぜるだけで作れるので冷蔵庫を圧迫しません。
(筆者は大量のドレッシングが冷蔵庫を圧迫するのが嫌いなので食べるときに思いつきで作ります。)

材料(2~3人分)

  • チューブわさび:大さじ1
  • しょうゆ:大さじ1
  • 酢:大さじ1
  • はちみつ:大さじ1(砂糖でもOK)
  • 米油やオリーブオイル:大さじ1(お好みの油で)

作り方

  1. 混ぜるだけ。
     すべての材料をよく混ぜます。

※高級な本わさびよりも、安いチューブわさびが断然おすすめ。このタレを生の本わさびで作ってもすぐ香りが飛んでしまいます。市販のチューブわさびや粉わさびは本わさびよりも西洋わさび(ホースラディッシュ)の割合が多いのですが、タレなどにするときにはこちらの方が辛みが飛びにくくておいしいです。


アレンジ案

  • ゆで豚にかけるのは最強に合う
  • 冷奴にも最高
  • サラダのドレッシングとしても◎
  • サラダ油をマヨネーズに変えればわさびマヨソースで揚げ物に。

まとめ

塩と砂糖で寝かせてゆでるだけ。
それだけで、余計な手間をかけずに“旨みの凝縮した豚バラ”が完成します。
冷めてもやわらかいので、作り置きにもおすすめ。

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