料理の味が「なんとなく決まらない」という悩みは、実は配合バランスの知識で解決できます。
プロの現場や家庭料理でよく使われる、和・洋・中それぞれの黄金比をまとめました。
これを覚えておくと、レシピを見なくても味付けが決まるようになります。
和食の黄金比
- 煮物(基本):だし 10 : 醤油 1 : みりん 1
- 照り焼きのタレ:醤油 2 : みりん 2 : 酒 2 : 砂糖 1
- すき焼き割り下:醤油 4 : みりん 4 : 酒 3 : 砂糖 2
洋食の黄金比
- ビネグレットドレッシング:オリーブオイル 3 : 酢 1
- ホワイトソース(ルーと牛乳):バター 1 : 小麦粉 1 : 牛乳 10
- マリネ液:オリーブオイル 2 : 酢 1 : 塩 少々
中華の黄金比
- 基本炒めダレ:醤油 1 : 酒 1 : オイスターソース 1
- 甘酢あん:酢 3 : 砂糖 2 : 醤油 1
- 麻婆系のベース:甜麺醤 1 : 豆板醤 0.5 : 醤油 0.5
使いこなしのコツ
- 水分量に注意
比率は濃縮された調味料同士の割合なので、水やだしを加える場合は最後に調整。 - 味見を必ずする
同じ「醤油」でもメーカーや種類によって塩分が違うため、最後は舌で確認。 - 甘さ・酸味は微調整
砂糖・酢は、入れすぎると戻しづらいので少しずつ加える。
まとめ
黄金比はあくまでスタート地点。
食材や好みに合わせてアレンジすれば、同じ比率でも毎回違った美味しさが楽しめます。
まずは一つ覚えて、何度も繰り返し作ってみるのがおすすめです。
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